「劇づくり」「絵本読み」「お店屋さんごっこ」


私たちは、「感じる事」をつうじて考え表現する力を養う事こそ、就学前に最も大切な「教育」活動であると考えます。全年齢で「絵本読み」を大切にするのは、子どもたちが友達と共に感じ、考える基礎となる「想像の世界」を、日々豊かに育みたいから。年長児たちの「おおかみと七匹の子やぎ」の劇づくりは、保育者による「母やぎ」を中心に組まれた疑似「家族」で、半年以上かけて行われます。日常に組み込まれた「やぎ家族」での互いの関係づくりから、「自分」や「他人」を意識し、時に葛藤や問題にぶつかりながら、気持ちや考えをいっそう表現する機会をつくります。「お店やさんごっこ」では、子どもたちが実際の街をみて感じた「このお店をやりたい!」という気持ちを大切に、お店活動に不可欠な文字や数を楽しく学びます。何かを「教え込む」のではなく「すすんで学ぶ」力を大切にすることこそが、一生続く「学び」の確かな土台をつくると考えています。

「肩書き」「評価」でなく「その人」を大切に

当法人の施設では、職員を「先生」とは呼ばずに、「○○保育士さん」と固有名と役職名で呼んでいます。保育者と保護者の垣根を作らず、一人一人が人間として関わるべきとだと考えるからです。保育者と子どもの関係も、大人による「評価」や「比較」を一方的に押し付けるのではなく、一人一人の個性を受け止め尊重しています。