- だんだん体力がついてきて休日などは夜更かししがちです。生活リズムは自然と整っていくものなのでしょうか?。
- 自然と整うものではないので、大人が無理なく良いリズムを作ってあげてください。
生活リズムは、小学校に行くまでにどうにかすればいいか、と思うかもしれません。しかし、子ども達の生活リズムは、3歳児頃までにかなり定着し、「習慣化」されがちです。文部科学省が推奨している国民健康運動「早寝早起き、朝ごはん」があるように、規則正しい生活習慣は、小学校就学以降の心と身体の健康、学習意欲にも大きく影響しています。
3歳児くらいになると、体力もついてくるので、お休みの日には、大人と一緒に夜更かしをしたり、朝遅く起きるとお昼寝をしないことも増えてくるものです。まだ、午前中沢山身体を動かすと自然と眠くなる年齢ではあるので、夕方寝落ちしてしまうなんてこともよくある姿です。そんな時、眠いからと寝かせっぱなしにすると、夜の就寝に響いてしまいます。15時以降のお昼寝は短くして、夜早く寝れるようにすると翌日への影響が少なくて済みます。
「早く寝なさい」といっても、素直に布団に入りたがらない年齢でもあるので、夕飯やお風呂を早く済ませておいて、絵本よみやおはなしなど、親子のお楽しみの時間を寝る前に作るのがおすすめです。生活リズムを作るのは、大人の大切な役割ですが、子どもの生活リズムに合わせて一緒に過ごすことで、大人も健康的生活を手に入れるチャンスとなるのではないでしょうか。
A.T保育士