寝かしつけ:上の子がいるので、下の子の就寝時間が遅くなりがちです。

上の子がいるので、下の子の寝かしつけが遅くなりがちです。どうしたらいいでしょう?
入眠の習慣をつくってあげると、一人で寝られるようになります。

きょうだいがいるご家庭からは、上のお子さんと下のお子さんの寝かしつけをどうするか…という悩みをよく聞きます。時間差をつけるか一緒に寝かせるか、悩ましい問題だと思います。子どもより先に寝ちゃいました…という話もよく聞きます。各ご家庭で色々な方法でチャレンジしていますよね。

ある時、Aちゃんの保護者の方から、寝かしつけに困っているという相談を受け、ご家庭での様子を聞いてみました。すると、上の子と一緒に遊ぶのが大好きで、「寝るよりも遊びたい!」という気持ちが強いということが分かりました。保護者の方も疲れている夜の時間です。保護者の方の無理のない範囲で何かできることはないかと一緒に考え、「消灯時間を決めて、この時間までには電気を暗くして、寝る環境にする」、「朝、15分早く起こしてみる」などの対応をとり、少しずつ気持ちのよい入眠に向かっていきました。

しばらくして、Aちゃんのご家庭に赤ちゃんが産まれ、お母さんに話を聞くと、「(Aちゃんの)0歳児の頃が懐かしいです。」「赤ちゃんの夜泣きでAも起きちゃうことがあるんですけど、私(母)の顔を見て、いることを確認すると一人でまたすぐに寝ちゃうんです!」と、笑顔でおっしゃっていました。消灯時間に入眠する習慣が根付くと、ふと目が覚めても自分で寝直すことができるので、きょうだいがいても心配いらないようです。大変だった時期も、過ぎてから思い返せば笑い話になるのですね。

Y.M保育士

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