歯の生え変わる時期になってきました。対応のコツなどはありますか

歯の生え変わる時期になってきました。対応のコツなどはありますか?
絵本などを通じて体の成長を喜び、不安を和げてあげましょう。

早い子は5、6歳になると初めて歯が抜け始めるため、保育園に通っていますと初めてお友だちの歯が抜ける場面に出くわすことがあります。大人は「おめでとう!大人に一歩近づいたね」なんていう言葉をかけるでしょうか。周りの子ども達は「どうして歯が抜けるの?」、血も滲んでいる姿から「痛くないの?」と、経験したことのないことに興味をもちつつ、不安を感じる子も中にはいるかもしれません。

自分の体に関心を持つ年齢にもなるので、こういった時期に歯に関する絵本を読んであげられるといいですね、また絵本を通じてユーモア溢れる絵や言葉で不安をやわらげてあげたいですね。

保育園でも読んでいる『せかいのこどもたちのはなし はがぬけたらどうするの?』(作:セルビー・ビーラー 絵:ブライアン・カラス 訳:こだま ともこ 出版:フレーベル館)という絵本をひとつ紹介したいと思います。

日本では歯が抜けたら縁の下に投げたり屋根に投げたりという習慣がありますが、世界には様々な習慣があると言われています。「歯を枕元に入れておくとねずみがやってきてお金を置いていってくれる」という国もあり、子ども達は「ほんとに〜?」と半信半疑な声をもらしながらも、「そうだったらいいな〜」と純粋な子ども心をくすぐられファンタジーな世界にひきこまれています。きっと歯が抜けることも楽しみにつながることでしょうね!また絵本を通じて世界への興味にもつながることもあるかもしれません!

K.M保育士

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