卒園児の保護者さまメッセージ

二十歳になった長男は、思い出の「モチモチの木」の絵本を持って、幼稚園研修にむかいました。彼の祖父が園のイベントで子供達皆にゲスト朗読してくれた一冊です。現在こども臨床心理を専攻する大学生となり、彼にとって幼い頃の体験と感性が原点になっていると感じています。

長男は分園の一期生1才から、次男は大泉で0才からお世話になりました。初めての子育てと、自営レストラン(開業20年目)の経営し始めとの両立で必死な日々。園の存在は、当時も今思っても頼れるし親や祖父母にも楽しい時間をくれました。

畑や果樹の収穫もできる園庭や散歩で季節折々の自然に触れて、時には旬素材の下ごしらえや食体験まで。季節を感じる食卓では、一人一人への安全配慮もありながら、あえて陶食器で骨付き魚にも挑戦。遊びや生活では、育ち合う個性的な仲間がいて、一緒に笑い感動したり、時にはけんかしたり上手くいかなかったり。保育士さんは、統制し先回りして安全を確保するのではなく、自然・仲間・ものを慈しみ大切にするにはどうしたらよいかに寄り添い、自ら考える心を育ててくれます。

それらの結晶、卒園前の「七匹の子ヤギ」の演技は泣けました。皆で話し合い・創造と想像すること・憧れを体現すること・やりきる力などが見て取れました。その時みた子供らしく皆が輝く豊かな顔を、これからもたくさん送り出してくださると思います。

お芝居の模様

平成20年度、平成23年度卒園生保護者
嶋津 真木さん

石神井公園トラットリア ラ.テラ嶋津さんご夫婦が営む石神井公園にあるイタリアンレストラン
トラットリア・ラ・テラ

こだわりは「手づくり」。お店で粉から練って作るパスタやピッツァをはじめ、すべてイタリアトスカーナの家庭でマンマが家族のために作る料理がお手本だとか。
気取らない雰囲気で毎日でも飽きない落ち着く味。人気店なので予約をオススメします。